観戦記
◆99.02.21 中京記念(GV)中京競馬場(勝ち馬:エリモエクセル)
私の友人にエリモエクセルのファンがいて、一緒に中京競馬場まで行くことにした。
正確に言うと、友人はエリモエクセルのファンではなく、担当調教助手の石倉幹子調教助手のファンである。
そう、名マイラー、フーちゃんことノースフライトとのコンビで一躍有名になった元女性厩務員(現在は調教助手)。
一目ボレしていた彼は、生で見たいと大ハリキリ。
そして、メインレースのパドックでエリモエクセルと石倉幹子調教助手の登場。
彼は心躍らせ、シャッターをパシッ、パシッと連射。レースでもエリモエクセルが快勝し、めでたし、めでたし。
GTホースの貫禄を見せた98年オークス馬エリモエクセル 鞍上は仕事人的場均騎手 |
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SS産駒のサンプレイスは2着 |
97年マイルC2着馬ブレーブテンダー |
96年目黒記念、96年、97年ダイヤモンドS 連覇のユウセンショウ |
97年朝日CC馬シンカイウン 翌月中日新聞杯で重賞2勝目を挙げる |
◆99.03.07 弥生賞(GU)中山競馬場(勝ち馬:ナリタトップロード)
昨年のスペシャルウィークに続き、胸を躍らせながらクラシックを応援できる馬が現れた。
その名はアドマイヤベガ。父サンデーサイレンスに母は牝馬クラシック2冠のベガ。新馬戦から変則3連勝で
迎えた弥生賞。クラシックに向け重要なレースであり、中山競馬場まで応援に行くことにした。GUでもあり
徹夜することはしなかったが、いつもの友人宅から朝一番で向かった。スタンドの観戦席、パドックとも
確保することができ満足いく観戦ができた。
肝心のレースは、前半若干折り合いを欠いたアドマイヤベガは後方からの競馬を強いられ、直線追い込むも
ナリタトップロードを捕らえることはできず、2着に敗退してしまった。しかし、その末脚は他馬より一際目立ち、
負けてなお強しの印象を受けた。
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“実質”、初の黒星を喫した アドマイヤベガ |
きさらぎ賞、弥生賞を連勝しクラシックへ 名乗りを挙げたナリタトップロード |
◆99.03.21 阪神大賞典(GU)阪神競馬場(勝ち馬:スペシャルウィーク)
一度、阪神競馬場には行ったことがあったが、観戦目的で遠征するのはこれが最初。マイカーでは不便と
判断し、友人2人で電車での遠征となった。朝から雨模様で肌寒い観戦で当レースには、我が愛馬
スペシャルウィークが今後を占う意味で重要なレースだった。長距離でしかも重馬場得意のメジロブライトに
勝ったことにより、春の天皇賞に確固たる自信が持てた。
直線に入ると、甲高い声で「ウィークッ、ウィークッ」と連呼する観客が印象的だった。
また、ラジオ短波(?)をイヤホンで聞き、何かぶつぶつ騎手の名前を叫んでいる観客がいて、
我々は彼のことを、“阪神競馬場男”と呼んでいる。
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◆99.04.18 皐月賞(GT)中山競馬場(勝ち馬:テイエムオペラオー)
アドマイヤベガのクラシック制覇に向け中山競馬場へ再び遠征。しかし、直前の体調不良で当日の
馬体重は-12`。それが数字にも表れてしまい不安を抱えながらの観戦だった。
レースでは後方から徐々に差を詰めるも、見せ場を作ることさえできず6着敗退。前走弥生賞に続く
連敗で、最大目標の日本ダービーに向けて不安が増大するばかりだった。
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◆99.05.02 天皇賞・春(GT)京都競馬場(勝ち馬:スペシャルウィーク)
恒例のゴールデンウィーク京都遠征も今年で3年目。愛馬スペシャルウィークの天下獲りにどうしても
倒しておかないといけない相手がいる。菊花賞で影も踏ませてくれなかったセイウンスカイ。
今年に入って自在性がでたスペシャルウィークは、終始セイウンスカイをマークし、直線入り口で早々と
潰しにかかり、見事なまでに雪辱を果たした。
「ゴールデンウィークの真っ只中、5月2日はまさにスペシャルウィーク」だった。
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誕生日を自ら祝ったスペシャルウィーク |
◆99.05.23 高松宮記念(GT)中京競馬場(勝ち馬:マサラッキ)
昨年4着の雪辱を期し再びシーキングザパールが中京競馬場へやってきた。アグネスワールドも参戦し
森厩舎のワンツーフィニッシュを期待した。(森厩舎はドージマムテキも出走し3頭出し)
昨年のように雨が降ることもなく、パドックでの写真撮影、スタンドでの観戦も十分満喫できた。
レースは人気の盲点?中京巧者マサラッキの末脚が炸裂し、シーキングザパールは2着だった。
日本調教馬による海外初のGT制覇を達成した 世界のシーキングザパール&武豊は惜しくも2着 |
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3年連続の挑戦で悲願のGT制覇を 達成したマサラッキ |
昨年の覇者シンコウフォレストは 3着と連覇ならず |
97年桜花賞馬キョウエイマーチは ハイペースで逃げ4着と粘る |
のちに仏、英のGTを制する アグネスワールドは5着 |
97年クリスタルC、97年、98年根岸S、 99年ガーネットS馬ワシントンカラー |
連闘で挑んだブロードアピールは6着 翌年シルクロードS、根岸Sを制す |
◆99.05.29 金鯱賞(GU)中京競馬場(勝ち馬:ミッドナイトベット)
ステイゴールド、サイレントハンターのサンデー産駒にミッドナイトベット、エリモエクセル、スエヒロコマンダーと
重賞常連のメンバーが揃った金鯱賞。平坦小回りを利してサイレントハンターが逃げると思いきや
2番手に控える予想外の展開。直線ジリジリと後退し4着。サイレントハンターから流してた私は
翌日のオークスの資金稼ぎに失敗した。
昨年2着の雪辱を果たしたミッドナイトベット 98年は海外重賞含む重賞3勝 |
前走小倉大賞典で重賞初制覇となった スエヒロコマンダーは2着 |
SS産駒ステイゴールド、サイレントハンターは3、4着に惜敗 |
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98年オークス、99年中京記念馬 エリモエクセル |
98年マーメイドS、朝日CC馬 ランフォザドリーム |