観戦記
◆98.06.07 日本ダービー(GT)東京競馬場(勝ち馬:スペシャルウィーク)
スペシャルウィークが皐月賞でよもやの3着に負け、ダービーでは絶対に応援に行かなければ、
と初めて府中への遠征を決意。いつもの友人と2人で行ったが前日からの雨模様で半袖のシャツ1枚では
とても寒かった。本番までもたないと判断し馬グッズの長袖シャツを購入することにした。私はサクラローレル。
友人はトウカイテイオー。とても暖かかった)^o^(
当日は友人宅横浜から向かい、開門と同時に入場したがそれではやはり遅く、観戦席は一杯。
仕方なくスタンド前の立ち見で我慢することにした。がしかし、前から10列目ぐらいの位置から見てたが、
生のレースは愚かターフヴィジョンさせ見えない始末。
スタート直後キングヘイローを示す2番がターフヴィジョンに映った。「本当にキングヘイローが逃げてるの?」
その後、直線で一瞬、1頭何かが独走してるのが見えた。「スペシャルウィーク?セイウンスカイ?」
なにがどーなってるのかわからないまま、“わぁーっ”と大歓声が上がった。ゴールしたようだ。
「なにが勝ったんだ?」とその時、ターフヴィジョンには派手にガッツポーズする豊の姿が見えた。
「スペシャルウィークが勝ったんだ!」この時初めてわかった。
どことなく湧き起こるスペシャルコールと豊コール。気付いたら自分も叫んでた。子供からの夢を掴んだ武豊。
その瞬間を、一応生で観戦できたことに喜びを感じた。
馬券は、2着に人気薄ボールドエンペラーが突っ込み万馬券となり見事に外した。
好きな馬から総流しすることを決意したのは、この日の教訓からだった。
これが後に2度の奇跡を呼ぶことになる。
レース結果詳細はこちら
◆98.9.27 セントライト記念(GU)中山競馬場(勝ち馬:レオリュウホウ)
東京競馬場での観戦を経験し、今後中山競馬場にもお世話になると思い、下調べの意味で遠征する
ことにした。JRの改札口から入場門までの道がややこしく、2回目3回目の遠征も迷うことに(f^^)
また、入場門からスタンドまでの道のりも非常に長く、おまけに、パドックと本馬場を連結するスタンドの
作りが複雑でどうも勝手が悪く感じた。
さて、肝心のレースはというと、菊花賞トライアルではあるものの、やはり関東馬中心のメンバーでは
少しレベルが?勝ち馬には申し訳ないが、菊花賞に繋がるレースには思えなかった。某G誌のコメントが
「おれ誰?おれレオ」だもんねぇ〜。馬券は?勿論外れ(爆)
◆98.11.08 菊花賞(GT)京都競馬場(勝ち馬:セイウンスカイ)
スペシャルウィークの圧勝を確信し京都へ遠征。そして、京都の遠征も今回で5回目。家からの距離、
交通の便、駐車場の大きさ、徹夜する環境、場内の構成と特に不満な所はなく、私は京都競馬場が
1番好きです。当日の天気も快晴で絶好の馬場状態。昼休みには、名物アナの杉本清と、日テレ系の
スポーツうるぐすでお馴染みの高橋源一郎と高田万由子がゲストに来ており、少しだけ拝借した。
また、パドックでは名ステイヤーメジロマックイーンの兄メジロデュレン(菊花賞、有馬記念)が
お披露目をしていた。
レースは、セイウンスカイの世界レコードの逃走劇にスペシャルウィークは歯が立たず、2着敗退。
馬券は当たってもショックが大きく、重い足取りで家路へと向かった。
レース結果詳細はこちら
日本ダービー馬スペシャルウィークは追い込み届かず2着 |
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皐月賞に続き菊花賞も逃亡したセイウンスカイ |
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小林稔厩舎の秘密兵器? エモシオンは僅差の3着 |
スペシャルウィーク、セイウンスカイと 3強を形成したキングヘイローは5着 |
菊花賞トライアル神戸新聞杯を制した カネトシガバナー |
菊花賞トライアルセントライト記念を制した レオリュウホウ |
97年デイリー杯3歳S馬ボールドエンペラー 日本ダービー2着の再現はならず |
メジロ牧場お得意のステイヤー血統 メジロランバートは4着と健闘 |
昼の休憩時間、パドックに登場したメジロマックイーンの半兄メジロデュレン 86年菊花賞、87年有馬記念のビッグレースを制しながら 賢弟マックイーンの活躍により地味な存在は否めない? |
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同じく昼の休憩時間、広場に登場したお馴染み杉本清アナ ゲストは当時スポーツうるぐすで予想をしていた高橋源一郎と高田万由子 |
◆98.11.15 エリザベス女王杯(GT)京都競馬場(勝ち馬:メジロドーベル)
先週スペシャルウィークが負けた悔しさが残り、今週も急遽遠征を決意。お目当てはエアグルーヴ。
ぶっつけ本番とはいえ、牝馬限定戦に負けるはずないと思ったが、休養明けにはきつい上がり33秒台の
高速決着で3着敗退。メジロドーベルとの自信の1点買いも見事外し、悔しさが倍増した。
昨年秋の天皇賞を制したエアグルーヴは まさかの3着敗退 |
4度目の対戦で初めてエアグルーヴを倒し 牝馬初のGT4勝目を挙げたメジロドーベル |
2強の1角を崩した ランフォザドリーム |
オークス馬エリモエクセルは 直線の不利もあり5着に敗退 |
エアグルーヴを近親にもつエガオヲミセテ |
97年日経新春杯馬メジロランバダ |
秋華賞2着で穴をあけた ナリタルナパーク |
フサイチコンコルドの半妹(父トニービン) グレースアドマイヤ |
4R新馬戦に出走したファレノプシスの 半妹(父サンデーサイレンス)アランダ 1番人気に推されるも結果は2着 |
9R900万下東山特別に出走した マルカコマチは2着 翌年京都牝馬特別を制す |
◆98.12.27 有馬記念(GT)中山競馬場(勝ち馬:グラスワンダー)
下調べも終わり、観戦目的で初めて中山へ遠征。友人2人と前日夜からの乗り込みだったが、寝袋は当時
まだ持参せず、防寒着で凌いでいた。途中、あまりの寒さに痺れを切らし近くのファミレスに待避。
閉店間際の1時間ぐらいしかくつろぐことはできなかったけど、非常に助かった。
この日の寒さを痛感し、寝袋を買う決意をした。
レースは前年3歳チャンピオングラスワンダーが劇的な復活を遂げた。引退レースであった女傑エアグルーヴは
スタート直後に落鉄するアクシデントもあり、5着に敗退したのが残念だった。
また、我々の近くで観戦してた人に、
「今日は何か持ってきたのですか?僕はベイスターズグッズを持ってきたんですよ〜」と、意味の分からない
ことを話し掛けられたり、「馬券を買ってくるので、ボクの席見ておいて貰えますか?」と頼まれたり、
対応に戸惑ったエピソードもありました。我々は彼のことを“横浜ベイスターズ男”と呼んでいる。