金鯱賞・GU(1998年5月30日・中京・芝2000m・良);1番人気(2.0倍)1着
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 上がり 人気 厩舎 1 5 5 サイレンススズカ 牡5 58 武 豊 1.57.8 − 36.3 1 橋田 2 2 2 ミッドナイトベット 牡5 58 河内 1.59.6 大差 36.2 5 長浜 3 3 3 タイキエルドラド 牡5 58 岡部 1.59.8 1 36.3 3 藤沢和 4 6 6 テイエムオオアラシ 牡6 57 四位 2.00.2 2+1/2 37.4 6 二分 5 1 1 ナムラホームズ 牡6 57 秋山 2.00.5 1+3/4 35.6 7 野村 6 8 9 マチカネフクキタル 牡5 59 南井 2.00.5 ハナ 37.0 2 二分 7 4 4 トーヨーレインボー 牡5 57 松永昌 2.00.7 1+1/2 37.7 4 松永善 8 7 7 メイショウヨシイエ 牡8 57 佐伯 2.00.9 1+1/4 37.1 8 高橋成 9 8 8 プレミアムプリンス 牡7 57 本田 2.01.7 5 36.7 9 大沢
単勝 | 5 | 200円 |
複勝 | 5 | 120円 |
2 | 170円 | |
3 | 170円 | |
枠連 | 2-5 | 640円 |
馬連 | 2-5 | 640円 |
4戦続けて1800mを使ってきたがここ金鯱賞で1ハロン伸ばしてきた。メンバーも菊花賞馬マチカネフクキタルを
初め、重賞連勝中のミッドナイトベッド、良血タイキエルドラド等、前走に比べてメンバーはかなり強化された。
しかし、そんな不安も吹き飛ばすかの様に、サイレンススズカは飛ばしに飛ばし後続とは10馬身ほど離している。
4コーナーでは息を入れてるものの差は一向に縮まらない。直線に入ると後続を突き放す一方で2戦連続レコード
勝ち。しかも2着との差は“大差”。どこまで強くなるんだ。そんな期待を抱かせる圧勝劇だった。
「今日のレースだったら日本のどの馬でも勝てなかったでしょう」by武豊騎手
●週刊Gallop レース速報より
ポールトゥフィニッシュ大レコード〜F1先行サイレンススズカ、影も踏ませず1分57秒8!
1マイル通過が1分33秒9。4コーナーのハロン棒を見てゼネラリストの6文字が頭にちらついたなら、通だ。
大逃げ、向こう流しに入って以降は終始6馬身以上のリードを保ったまま、直線も独走したサイレンススズカ
は4連勝で重賞3連勝を決めた。千八専用のF1先行かと思っていたが、なんのなんの。カツトクシンが
昭和63年の愛知杯でマークしたコースレコードをコンマ4秒塗り変える1分57秒8の大レコードを刻んだ。
ゼネラリストが京都でマークした日本レコードにコンマ3秒。おしいっ!ともかく「!」な結末だった。仕上り
途上とはいえ、GT馬1頭、GU馬2頭そしてGV馬2頭を相手の一人旅。この逃げ脚、日本を握れるような
気がしてきた。重賞の大差勝ち。平地では、いつ以来?編集部で記憶をしぼったら昭和59年、ダート変更
になった中日新聞杯のアスコットエイトなんてのが出てきたけれど、昨年ステイヤーズSのメジロブライトが
大差Vです。自身が小倉大賞典でマークした中京千八のコースレコード1分46秒5を上回る通過タイム
1分45秒6も「!」。2着は1秒8差でミッドナイトベット。マチカネフクキタルは2秒7差で6着。